名古屋市緑区の路上で、何者かに腰を刺されたと虚偽の申告をしたとして、愛知県警緑警察署が、同区に住む配送業の男性(36)を偽計業務妨害の疑いで書類送検していたことが、捜査関係者への取材で明らかになった。書類送検は15日付で、男性は容疑を認めているという。
虚偽の110番通報
送検容疑によると、男性は2025年12月28日夜、知人を通じて「何者かに刺された」と110番通報。警察官が出動し、殺人未遂事件として捜査が行われた。しかし、その後の関係者への聞き取りなどから、男性が自分でペティナイフを腰に刺したと判断された。
警察の対応
緑署は、虚偽の申告によって警察官に無駄な捜査をさせたとして、偽計業務妨害の疑いで男性を書類送検した。男性のけがは軽傷とみられる。警察は、このような虚偽申告が警察リソースを浪費し、真に必要な事件への対応を遅らせる可能性があると注意を呼びかけている。
事件を受け、愛知県警は虚偽通報の悪質性を強調し、今後も厳正に対処する方針を示している。今回のケースでは、男性が自ら負傷したにもかかわらず、他者による犯行を装った点が問題視された。



