日清製粉ウェルナは、主力製品である「マ・マー スパゲティ」の1食分を束ねる紙テープを、従来の印刷入りから無地のものへと切り替えることを決定した。これまでテープには赤字で「2分」などゆで時間が表示されていたが、包材会社からの印刷インクの調達が不安定になっているため、やむを得ず変更に踏み切った。
インク調達不安の背景
インク調達の不安定さは、中東情勢の悪化に伴うナフサの供給不安が原因とみられる。ナフサはインクの原料となる石油化学製品の基盤であり、その供給が滞ることで印刷インクの生産にも影響が及んでいる。
製品の流通時期
無地のテープに切り替えた製品は、2026年5月から6月にかけて市場に流通する見通し。親会社の日清製粉グループ本社によると、この問題は同社の他の乾麺製品に使用しているテープでも同様の状況にあるという。
消費者への呼びかけ
日清製粉ウェルナは、消費者に対して「調理の際は、パッケージに記載のゆで時間をご確認ください」と注意を促している。同社は、当面の間は無地テープでの出荷を続けるが、インク調達が安定し次第、従来の印刷テープに戻す予定である。
今回の変更は、製品の品質や安全性に影響を与えるものではなく、あくまで表示方法の一時的な変更であると説明している。同社は、今後も安定した製品供給に努めるとしている。



