マレーシアから帰国の男、殺人容疑で逮捕 8年前に六本木で女性死亡
警視庁は25日、8年前に東京都港区六本木のマンションで女性(当時29)を殺害したとして、当時の交際相手である高橋伸明容疑者(47)を殺人容疑で逮捕した。高橋容疑者の住所と職業は不詳となっている。事件発覚前にマレーシアへ出国していたが、昨年6月までに現地当局に拘束され、25日に成田空港へ移送された。
捜査関係者への取材で明らかになったところによると、被害者は当時横浜市青葉区に住んでいた日米両国籍のバレツタ久美さん。高橋容疑者は2018年10月11日から12日にかけて、当時住んでいた港区六本木5丁目のマンションの一室で、バレツタさんの頭部を鈍器で複数回殴打するなどして殺害した疑いが持たれている。
事件が発覚したのは2018年10月18日。高橋容疑者の知人から「部屋に死体があるようだ」と麻布警察署に相談があり、警察官が部屋を確認したところ、床の上でシーツに包まれた状態で倒れているバレツタさんを発見。その場で死亡が確認された。警視庁は現場にあった鉄アレイが凶器として使用された可能性があるとみて捜査を進めていた。
高橋容疑者は事件後、マレーシアへ出国して行方が分からなくなっていたが、昨年6月までに現地当局に拘束された。25日午前6時36分ごろ、成田空港に到着した飛行機から高橋容疑者が降り、その後、逮捕された。警視庁はすでに逮捕状を取得しており、帰国の経緯についても詳しく調べている。
この事件は、交際相手間のトラブルが背景にあるとみられ、警視庁は引き続き動機や詳細な状況を解明する方針だ。



