沖縄県警への取材で、沖縄県沖縄市で2022年1月に発生した事件について、県側と被害男性側との間で示談が成立する見通しであることが21日明らかになりました。この事件は、警察官が当時高校生だった男性のバイクを止めようとして警棒が接触し、男性の右目を失明させた業務上過失傷害事件です。
示談金の詳細と今後の手続き
示談金は約8800万円が予定されており、県は6月に開会する県議会定例会で関連議案を提出する方針です。これにより、正式な示談が成立する見込みです。
事件の経緯
確定判決などによると、事件は2022年1月27日未明に発生しました。宮崎県警から沖縄県警に特別出向中だった警察官が、男性のオートバイを職務質問のため止めようとした際、注意義務を怠り、警棒を差し出したことで男性の右眼球が破裂するなどの重傷を負わせました。この結果、男性は右目を失明することとなりました。
県警は当時、この警察官を業務上過失傷害の疑いで書類送検し、その後、処分を行っています。今回の示談は、被害者の治療や今後の生活への補償を目的としています。
県の対応と今後の再発防止
沖縄県は、このような事件が二度と起こらないよう、警察官の訓練や指導を徹底する方針を示しています。また、示談金の支払いについては、県民の理解を得るため、議会での議論を経て決定されることになります。
この事件は、警察官の職務執行における安全確保の重要性を改めて浮き彫りにしました。県警は、再発防止策を強化し、市民の信頼回復に努める必要があります。



