26日午前4時20分ごろ、愛知県美浜町の名鉄河和駅構内のトイレで不審火が発生した。これを受けて出動した知多南部消防組合の消防隊員3人が現場確認を行っていたところ、近くに停めてあった消防車が何者かに盗まれる事件が起きた。県警半田署は約9キロ北の武豊町ヒジリ田で、線路沿いの壁に衝突した消防車を発見。車内にいた自称千葉県木更津市の職業不詳の男(57)を窃盗容疑で逮捕した。
容疑を認め「帰る手段がなかった」
逮捕容疑は、26日午前4時半から40分ごろ、河和駅南側ロータリーで消防車1台を盗んだというもの。半田署によると、男は「お金がなくて帰る手段がなく、消防車を盗んで木更津に帰ろうと思った」と容疑を認めている。また、不審火への関与をほのめかす供述もしているという。
消防車はエンジンかけた状態で輪留め
知多南部消防組合によると、盗まれた消防車は放水に備えてエンジンをかけた状態で、後輪に輪留めをしていたという。組合は「現場活動時の車両管理体制について検証し、必要な再発防止策を講じる」とコメントしている。
今回の事件を受け、消防車両の管理方法や不審火への対応手順など、安全性の見直しが求められそうだ。



