回転すしチェーン「はま寿司」で、注文したマグロのすしに食器用洗剤の容器に入った液体をかける動画を撮影し、SNSに投稿したとして、埼玉県警は3日、埼玉県毛呂山町の無職の男(43)を威力業務妨害の疑いで逮捕したと発表した。逮捕は2日付。
男の供述
調べに対し、男は「注文したマグロの上に、液体をかけ、動画配信をしたことは間違いない」「SNSの再生回数を増やしたかった」などと供述しているという。
事件の経緯
西入間署によると、男は5月27日午前11時20分ごろ、埼玉県内のはま寿司で、レーン上にあった自分が注文したマグロのすしに、食器用洗剤の容器に入った液体をかける動画を撮影。不特定多数が閲覧するSNSに投稿して、運営会社に苦情対応をさせるなどし、業務を妨害した疑いがある。
はま寿司の対応
はま寿司の広報担当者によると、投稿日から6月2日までに問い合わせが数十件あったという。担当者は取材に、「このような迷惑行為はとうてい容認できるものではありません。警察の捜査に全面的に協力してまいります」とコメントした。
今回の事件は、回転寿司業界における迷惑行為の一例として注目されている。過去にも同様の行為がSNSで拡散され、各チェーンが対策を強化している。はま寿司では、客席に監視カメラを設置するなどの対応を進めてきたが、今回の事件で改めて対策の必要性が浮き彫りとなった。
警察は、男の携帯電話やパソコンを押収し、詳しい動機や経緯を調べている。また、SNSへの投稿が業務妨害に当たるとして、厳正な処分を求める声も上がっている。



