ドコモかけ放題契約詐欺事件、名古屋地裁が無罪判決 差額3億円超の支払い免れ
ドコモかけ放題契約詐欺、無罪判決 差額3億円超

NTTドコモのかけ放題契約を悪用し、本来支払うべき料金と定額料金の差額の支払いを免れたとして、詐欺罪に問われた会社役員ら3人に対し、名古屋地裁は12日、無罪を言い渡した。この判決により、鈴木聡被告(49)ら3人は、約3億円を超える差額の支払いを免れたことになる。

事件の概要

起訴状によると、3人は別の人物らと共謀し、NTTドコモと計920回線の定額料金サービス契約を締結。2021年3月から6月にかけて連続発信を行い、鈴木被告と高橋和男被告(63)は本来支払うべき料金と定額料金との差額約3億2千万円、神山悦智被告(55)は約1370万円の支払いを免れたとされていた。

無罪となった理由

名古屋地裁は、被告らに詐欺の故意が認められないと判断。契約の悪用があったとしても、刑事罰の対象となる詐欺罪には当たらないとの見解を示した。裁判長は、料金体系の複雑さやドコモ側の管理体制も考慮し、無罪が相当と結論づけた。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

別事件での有罪判決

一方、神山被告は新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金計198万円を詐取したとする罪にも問われ、名古屋地裁はこの件に関して、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。同被告はこの判決に対し、控訴するかどうか弁護人と協議するとみられる。

関連情報

  • この事件は、通信契約を悪用した新たな手口として注目を集めた。
  • 検察側は無罪判決を不服として控訴する可能性がある。

判決後、被告の弁護人は「正当な判断だ」と述べ、無罪を評価した。一方、ドコモ側は「判決内容を精査し、今後の対応を検討する」とコメントしている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ