大阪・ミナミのホテルで女性の遺体が発見された事件で、大阪地方検察庁は29日、大阪府警が強盗殺人の疑いで逮捕した飲食店従業員の森雄靖容疑者(29歳、三重県四日市市在住)を、殺人罪で起訴した。
罪名変更の理由
地検は、強盗殺人から殺人罪へと罪名を変更した理由について、「捜査の結果、証拠の内容を評価し、判断した」と説明している。
起訴内容の詳細
地検が明らかにした起訴内容などによると、森容疑者は8日夜、大阪市中央区難波2丁目にあるホテルの一室で、職業不詳の向後美香さん(23歳、大阪市西区在住)の首を手で締め付けるなどして殺害したとされる。司法解剖の結果、向後さんの死因は窒息死と判明した。
地検は、森容疑者の認否については明らかにしていない。
容疑者と被害者の関係
府警によると、森容疑者と向後さんは知人同士とみられている。府警は9日、向後さんを殺害し、マイナンバーカードなどを奪ったとして、森容疑者を強盗殺人容疑で逮捕していた。
森容疑者は逮捕後の調べに対し、「首を絞めて殺した」と供述する一方で、殺意や金品を奪ったことについては否認している。
この事件を巡っては、当初は強盗殺人の疑いで捜査が進められていたが、証拠の評価を経て殺人罪での起訴に至った。



