行方不明11歳男児の靴と類似する黒い靴、自宅から約3キロの山中で発見
京都府南丹市で登校中に行方不明になった同市立園部小学校6年生の安達結希君(11)について、府警が12日、市内の山中を捜索し、子ども用とみられる黒色の靴を発見したことが捜査関係者への取材で明らかになった。安達君の靴と特徴が似ており、府警は鑑定するなど確認を急いでいる。13日も周辺の捜索を続ける方針だ。
自宅から北約3キロの山中で発見、約50人態勢で捜索
捜査関係者によると、府警は12日、同小学校から南西約6キロ、自宅から北約3キロの山中周辺などを約50人態勢で捜索し、黒い靴を見つけた。安達君が行方不明になった3月23日に履いていたのは黒色のスニーカーで、デザインが類似しているという。発見場所は山中の山道付近とみられ、現場周辺では捜査員がテントを立て、鑑識担当者が地面を確認したり、警察犬で調べたりする様子が確認された。
通学かばん発見地点から道路距離約8~10キロ、状況を踏まえ捜索継続
靴が見つかった山中周辺は、3月29日に安達君の通学かばんが発見された場所から車道が続いている。かばんがあった場所と靴があった場所との直線距離は約5キロで、道路の距離は約8~10キロと推定される。府警はこうした地理的状況も踏まえ、捜索を強化していく構えだ。13日午前11時半頃には、ライト付きヘルメットやゴーグル、長靴を着用した警察官ら約10人が山中に入り、詳細な調査を行った。
行方不明から3週間、延べ約1000人の警察官が投入
安達君は3月23日午前8時頃、校舎から約200メートル手前で家族の車から降りた後、行方がわからなくなった。府警は25日に安達君の顔写真や当日の服装などを公開し、4月13日までに延べ約1000人の警察官らを投入して大規模な捜索を展開している。12日まで4日連続で周辺を捜索しており、今回の靴発見を重要な手がかりとして、さらなる調査を進めている。
府警は、発見された靴が安達君のものかどうかを鑑定で確定させるとともに、周辺地域の捜索を継続し、早期の安否確認を目指している。地域住民や関係者からも情報提供を呼びかけ、事件の早期解決に全力を挙げている状況だ。



