大阪府泉佐野市が自治体主導での実現を目指す赤ちゃんポストについて、千代松大耕市長は29日、来年1月末の運用開始を目指す意向を明らかにした。市役所で記者団の取材に応じ、「救える命は必ずある。できるだけ早い段階で実現したい」と述べた。
事業の概要とスケジュール
市は「りんくう総合医療センター」(同市)と連携して事業を実施する。千代松市長は、病院以外に身元を明かさない「内密出産」についても、赤ちゃんポストと同時期に開始したいとした。実現に向けたセンターの改修は、早ければ8月にも始める予定だ。
先行事例との連携
市はこの日、先行して取り組む熊本市の慈恵病院に職員らを研修で派遣する方針を表明した。これにより、熊本市のノウハウを活用し、スムーズな事業開始を目指す。
今後、大阪府などの関係機関と協議を進め、詳細な運用方法や安全対策を詰めていく方針だ。赤ちゃんポストは、親が育てられない新生児を匿名で預けられる施設で、全国的に導入の是非が議論されている。



