高市首相「私の代で突破口を」拉致被害者帰国求め集会で決意表明
高市首相「私の代で突破口」拉致問題解決へ決意

高市早苗首相は30日、東京都内で開催された北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を求める「国民大集会」に出席し、問題解決に向けた強い決意を示した。首相は、金正恩朝鮮労働党総書記との首脳会談を含むあらゆる選択肢を排除しない考えを明らかにし、「私の代で何としても突破口を開き、拉致問題を解決する」と力強く述べた。

首相、金正恩氏に直接呼びかけ

高市首相は演説で、金正恩氏に対して「双方の国民、人民のために、未来の若者たちのために、勇気ある一歩を金正恩氏と踏み出したい」と直接呼びかけ、対話の重要性を強調した。首相はこれまでも拉致問題の全面解決を最優先課題として掲げており、今回の集会でもその姿勢を明確にした。

横田早紀江さんが涙の訴え

集会には、拉致被害者である横田めぐみさん(失踪当時13歳)の母、早紀江さん(90歳)も登壇した。早紀江さんは「日本政府がもっと早く動いてくれたら皆帰ってきたんじゃないかと思う。一刻も早く取り返してほしい」と涙ながらに訴え、政府の迅速な対応を求めた。横田めぐみさんは1977年に北朝鮮に拉致されたとされ、その後の安否確認や帰国実現が長年の課題となっている。

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今回の集会には、拉致被害者家族や支援団体の関係者ら約500人が参加。参加者からは「首相の強い決意を聞いて希望が持てた」「早急な対策を期待する」といった声が聞かれた。一方で、過去の政権でも同様の決意表明が繰り返されてきた経緯もあり、具体的な成果を求める意見も少なくなかった。

政府はこれまで、北朝鮮との対話を模索しつつも、国際社会との連携を強化しながら拉致問題の解決に取り組んできた。高市首相は今後、日朝首脳会談の実現に向けた調整を加速させる方針で、拉致問題の進展が注目される。

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