政府は25日、国家公務員の働き方改革に向けた優れた取り組みを表彰する授賞式を東京都内で開催した。最優秀賞には、生成人工知能(AI)を活用した業務効率化や、職員が自由に座席を選べるオフィス改革など、八つのプロジェクトが選ばれた。これにより職場環境を改善し、「ブラック霞が関」と揶揄される過酷な勤務イメージの払拭を目指す。
松本担当相が式典で訓示
授賞式で松本尚国家公務員制度担当相は「職員一人一人が能力を発揮し、公務の未来をより良く変えるため、働き方自体のアップデートを重ねることが必要だ」と述べ、改革の重要性を強調した。
4部門で計約250件の応募
この表彰制度は2023年に開始され、今回で3回目。募集は(1)業務スリム化・向上(2)デジタルツール活用(3)魅力的な職場づくり(4)人材開発の4部門で行われ、各省庁から計約250件の応募があり、職員約1万人が投票に参加した。
金融庁と国交省の事例
金融庁は庶務業務を庁内に常駐する業者に外部委託し、業務をスリム化。国土交通省の一部職場では生成AIを活用してウェブページのレイアウトを作成し、時間とコストを大幅に削減した。これらの取り組みは、他の省庁にも波及効果が期待されている。



