任期満了に伴う新潟県知事選は5月31日に投開票が行われ、無所属現職の花角英世氏(68)が、同じく無所属の新人で元県議の土田竜吾氏(38)と元五泉市議の安中聡氏(48)を破り、3選を確実にした。花角氏は自民党の支持を受け、財政改革や豪雪対応など2期8年の実績を強調。人口減少対策や経済活性化に取り組むと訴えた。
原発再稼働後初の知事選
今回の選挙は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働後初めての知事選となった。花角氏は同原発について、事故発生時の避難路整備などに力を入れると表明。自民党から全面的な支援を受け、日本維新の会、国民民主党、公明党の各党県組織のほか、県内の首長や経済界からも幅広い支持を集めた。高い知名度を生かし、終始優位に選挙戦を進めた。
土田氏の批判浸透せず
土田氏は、花角氏が原発再稼働を容認した際に県民に信を問わなかったと批判し、県民投票条例の制定を掲げたが、有権者への浸透は限定的だった。立憲民主党と社会民主党の県連が支持し、共産党県委員会が自主支援したものの、出馬表明が3月末と出遅れたことが響いた。
安中氏の廃止訴え広がらず
安中氏は柏崎刈羽原発の廃止を打ち出したが、支持の広がりを欠いた。



