小池百合子知事、片山財務相と面会し地方交付税制度の見直しを要請
小池知事、地方交付税見直しを財務相に要請

小池知事、財務相と面会し地方交付税制度の見直しを要請

小池百合子東京都知事は20日、都庁で片山さつき財務大臣と面会し、地方税制を巡る国と東京都の協議会が今月10日に始まったことを受け、地方交付税制度の見直しを改めて訴えた。現行制度では、都から年間1兆6千億円、累計で12兆円を超える資金が地方に配分されているが、「何に使われ、どのような効果が出ているのか分からない」として、使途の検証を強く求めた。

面会の詳細と背景

面会は、協議会の開催を踏まえた意見交換の場として約20分間行われ、冒頭のみ報道陣に公開された。小池知事は、地方交付税制度について、地方税収が増えても国からの交付税が減額される仕組みであり、「構造的な問題がある」と指摘してきた。今回の面会では、「地方が努力するインセンティブを阻害しているのではないか」と強調し、制度の抜本的な見直しを促した。

片山財務相はこれに対し、「都が日本の成長をけん引してもらうように取り組みを進めていきたい」と述べ、所管する総務省と連携しながら議論を深めたいと応じた。この応答は、国としても地方税制の課題に前向きに対応する姿勢を示すものと受け止められている。

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税収偏在問題と他の自治体の動き

地方税制を巡っては、東京一極集中に伴い都の税収が他の道府県より多い「税収偏在」の問題が長年指摘されている。これに関連して、埼玉、千葉、神奈川の3県の知事は13日に片山財務相らに偏在是正策を要望しており、今回の小池知事の要請は、こうした広域的な課題への対応を求める動きの一環とも位置づけられる。

小池知事は、地方交付税制度が地方自治体の財政自主性を損なう可能性があると懸念を示し、透明性の向上と効果的な資金配分を求めた。この問題は、今後の国と地方の協議会での議論の焦点となる見込みだ。

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