普天間飛行場返還合意30年 玉城知事「固定化許されず」早期返還を要求
普天間返還30年 玉城知事「固定化許されず」早期返還要求 (10.04.2026)

普天間飛行場返還合意から30年 沖縄知事が早期実現を強く要求

沖縄県の玉城デニー知事は4月10日、定例記者会見を開き、日米両政府が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の全面返還で合意してから12日で30年となるのを前に、早期の返還実現を改めて強く要求しました。知事は県民の負担を強調し、現状の固定化を断じて許容できないと訴えました。

「県民の負担は依然として大きい」 玉城知事が厳しい見解

玉城知事は会見で、「県民は依然として大きな負担を強いられている。普天間の固定化は断じて許されない」と述べ、返還合意から30年が経過しても実現していない現状に強い不満を示しました。この発言は、沖縄における米軍基地問題が長期化していることへの危機感を反映しています。

さらに、知事は日米両政府が進める普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に対し、改めて反対の立場を明確にしました。埋め立て工事の長期化が指摘されている点を挙げ、「辺野古移設では同飛行場の一日も早い危険性の除去にはつながらない」と指摘。政府に対しては、対話の場を設けるよう強く主張し、問題解決に向けた協議の必要性を訴えました。

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宜野湾市長も遺憾の意 地元自治体の声が重なる

同日、宜野湾市の佐喜真淳市長も市役所で記者会見を開き、普天間飛行場の返還が未だ実現していないことについて、「非常に残念で極めて遺憾だ」と語りました。市長の発言は、地元自治体としての焦りと失望を表しており、返還合意から30年を経ても進展が見られない状況に対する批判的な見方を示しています。

この問題は、沖縄県全体で長年にわたり議論されてきたテーマであり、県民の生活や安全に直結する課題です。玉城知事と佐喜真市長の発言は、基地問題の早期解決を求める沖縄の声を代表するものとして、政府や国際社会へのメッセージとなっています。

今後も、沖縄県と政府の間での対話が進められるかどうかが焦点となりそうです。返還合意30年を機に、問題の解決に向けた動きが加速することが期待されます。

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