在米被爆者100歳女性、大谷翔平選手と感動の対面実現
米コロラド州デンバーで行われた大リーグの試合前、ドジャースの大谷翔平選手が100歳の在米被爆者女性と心温まる交流を行った。この感動的な一幕は、米メディアなどによって広く報じられ、多くの人々の心を動かしている。
「夢がかなった」と喜ぶ100歳の女性
2026年4月18日、デンバーで開催されたドジャース対ロッキーズ戦の前、練習を見に来ていたモモヨ・ナカモト・ケリーさん(100歳)に大谷選手が自ら近づき、サインボールを手渡し、握手を交わした。ナカモトさんは「夢がかなった」と声を弾ませ、大きな喜びを表現した。
ナカモトさんは西部ユタ州ソルトレークシティー在住で、19歳の時に長崎で被爆した経験を持つ。その後、米国人と結婚して米国に移住し、現在に至っている。今回の球場訪問は、コロラド州に住む孫の計らいによるもので、特別な招待を受けて実現した。
「人生でも特別な日」と感激
ナカモトさんは普段から大谷選手らの試合を欠かさずテレビで観戦しており、熱心なファンとして知られている。今回の直接対面について、「人生でも特別な日」と感激の言葉を述べ、その喜びを隠せない様子だった。
大谷選手は練習中にもかかわらず、ナカモトさんに丁寧に対応し、笑顔で応じる姿が見られた。このような選手とファンとの心の通う交流は、スポーツの持つ力を改めて感じさせる出来事となった。
被爆者としての歴史と現代のつながり
ナカモトさんの被爆者としての背景は、戦争の歴史と平和の尊さを想起させる。米国に移住後も日本のルーツを大切にし、大谷選手を通じて現代の日本とつながりを持ち続けている点が注目される。
この出来事は、単なる有名人との交流を超え、歴史的経験を持つ個人と現代のスポーツスターとの深い絆を示すものとして、国際的な関心を集めている。



