ロシア、安保理で日本を「再軍備」と批判 中国主宰会合で
ロシア、安保理で日本を「再軍備」と批判 中国主宰会合

国連安全保障理事会の今月の議長国である中国の王毅外相は26日、ニューヨークの国連本部で「国連中心の国際システム強化」をテーマとするハイレベル会合を主宰した。この会合で、ロシアのネベンジャ国連大使が日本を激しく批判する場面があった。

ロシアの主張:日本は「再軍備」推進で国際システムを損なう

ネベンジャ大使は、国連憲章に定められた「敵国条項」に言及し、「日本が軍備を拡大し、憲法改正を公然と議論している」と指摘。その上で「第二次大戦で敗北した国が、その結果を書き換えるための口実を探している」と主張し、日本が国連中心の国際システムを損なっていると非難した。また、同様の理由でドイツも批判の対象とした。

中国の王毅外相は日本に直接言及せず

会合を主宰した中国の王毅外相は、日本について直接的な言及は避けた。一方、ロシアのネベンジャ大使は、出席予定だったロシアのアリモフ外務次官に対し、米国がビザ(査証)を発給しなかったとし、発給を義務付ける国連本部協定に違反していると非難した。イラン外務省によると、同国のアラグチ外相もビザ問題で欠席した。

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会合の背景と今後の影響

今回の会合は、中国が安保理議長国として主導したもので、国際システムの強化を掲げながらも、ロシアが日本とドイツを標的にする形となった。日本政府はこれまで、平和国家としての立場を堅持しつつ、安全保障環境の変化に対応するための防衛力強化を進めてきたが、ロシアの批判は国際社会での議論に影響を与える可能性がある。

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