アルメニア、欧米との連携深化にロシア猛反発 議会選前に圧力強化
アルメニア、欧米連携深化にロシア反発 議会選前に圧力

旧ソ連構成国アルメニアの外務省は25日、ルビオ米国務長官が26日にアルメニアを訪問すると発表した。ミルゾヤン外相との会談が予定されており、来月のアルメニア議会選を前に欧米高官の訪問が相次いでいる。欧米との連携を深めるアルメニアに対し、ロシアは猛反発し、同国産の花きやミネラル水の輸入停止を発表するなど圧力を強めている。

アルメニアのロシア離れが加速

アルメニアは隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフを巡る紛争で、ロシアの支援が不十分だったことに不満を募らせている。これにより、経済や安全保障面でのロシア離れを進めており、旧ソ連圏へのロシアの影響力低下を狙う欧米との思惑が一致している形だ。

欧米高官の相次ぐ訪問

バンス米副大統領は2月、アルメニアの首都エレバンでパシニャン首相と会談し、民生用原子力協力に関する共同声明に署名した。また、5月にはエレバンでアルメニアと欧州連合(EU)の初の首脳会合や、30人以上の欧州指導者が参集した欧州政治共同体(EPC)首脳会合も開催されている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

ロシアの報復措置

一方、アルメニアの最大の貿易相手国であるロシアは、アルメニア産の花きやミネラル水の輸入停止を発表した。これは、アルメニアの欧米接近に対する報復措置とみられ、両国関係のさらなる悪化が懸念される。

アルメニアの動きは、ウクライナ侵攻以降の国際秩序の変化を反映しており、旧ソ連諸国における勢力図の変動が注目される。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ