スマホの世帯保有率が初めてテレビを上回る、若者のテレビ離れが背景に
スマホ保有率が初めてテレビ超え、若者離れが背景

総務省は29日、2025年の国内における情報通信機器の世帯別保有状況を公表した。その結果、スマートフォンの世帯保有率が初めてテレビを上回ったことが明らかになった。スマートフォンの普及が急速に進む一方で、特に若い世代を中心にテレビから離れる傾向が強まっていることが背景にあるとみられる。

スマホ保有率の推移

2025年のスマートフォンの世帯保有率は91.8%に達した。総務省が調査を開始した2010年にはわずか9.7%だったが、その後、米アップルのiPhone(アイフォーン)をはじめとするスマートフォンの人気が高まり、この15年間で大幅に増加した。

テレビ保有率の減少

一方、2025年のテレビの世帯保有率は90.1%で、直近のピークであった2020年の96.2%から5年連続で減少している。従来、テレビは調査対象外だったが、インターネット接続機能を持つ機種が増えたことを受け、2019年から調査対象に加えられた。

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調査の概要

総務省は1990年から世帯別の情報通信機器の保有状況を調査している。今回の調査は2025年8月末に実施され、全国の1万7916世帯から有効回答を得た。調査結果は、情報通信技術の普及状況を把握するための重要な指標となっている。

スマートフォンの普及は、動画配信サービスやSNSの利用拡大と密接に関連しており、テレビ視聴時間の減少に拍車をかけている。特に10代から30代の若年層では、テレビよりもスマートフォンでコンテンツを視聴する傾向が顕著で、この傾向は今後も続くと予想される。

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