帝国データバンクが29日に発表した調査結果によると、6月に値上げが予定されている飲食料品は1078品目に上ることが明らかになった。これは5月の84品目から大幅な増加であり、中東情勢の悪化による影響を製品価格に転嫁する動きが本格化しているためだ。
値上げの背景と見通し
調査担当者は「ナフサの供給難により、夏以降に広範囲な値上げラッシュが続くとみられる」と分析している。2026年全体では、値上げ品目が1万品目を突破する見通しであることも明らかにされた。
品目別の内訳
6月の値上げを品目別に見ると、香辛料やふりかけなどの「調味料」が450品目で最も多く、全体の約42%を占めた。次いで納豆や即席麺といった「加工食品」が304品目で続いており、これらのカテゴリーで値上げが集中している。
帝国データバンクは、今後も原材料費やエネルギーコストの上昇が続けば、さらに幅広い品目で価格改定が行われる可能性があると警鐘を鳴らしている。



