厚生労働省は29日午前、4月の有効求人倍率(季節調整値)が前月から横ばいの1.18倍だったと発表した。新規求人倍率(同)は前月比0.04ポイント減の2.11倍となった。
有効求人倍率の詳細
有効求人倍率は、求職者1人当たりの求人数を示す指標であり、労働市場の需給状況を反映する。4月の数値は前月と変わらず、労働市場が安定的に推移していることを示している。
新規求人倍率の動向
新規求人倍率は前月から小幅に低下したものの、依然として高い水準を維持している。新規求人数(原数値)は前年同月比3.6%減少し、企業の採用意欲にやや弱さが見られた。
有効求職者数と有効求人数
有効求職者数(季節調整値)は前月比0.8%増の約201万人、有効求人数(同)は前月比0.4%増の約225万人となった。求職者数が求人数をやや上回るペースで増加しており、労働需給のバランスに変化が生じている。
この結果について、厚生労働省は「雇用情勢は緩やかな改善が続いているが、一部に弱さも見られる」と分析している。今後の動向に注目が集まる。



