NY株が3営業日ぶりに反発、340ドル高で取引終了
2026年4月23日、ニューヨーク株式市場においてダウ工業株30種平均が3営業日ぶりに反発し、前日比340.65ドル高の4万9490.03ドルで取引を終えた。この上昇は、米国とイランの間の緊張緩和への期待が市場を後押しした結果である。
トランプ大統領の停戦延長表明が市場を刺激
4月21日、トランプ米大統領がイランとの停戦を延長する考えを表明したことが、投資家の心理にプラスに働いた。具体的な期限は示されなかったものの、中東情勢の不安定さが一時的に和らぐとの見方が広がり、買い注文が膨らんだ。市場関係者は、地政学的リスクの軽減が株価上昇の主要因だと分析している。
しかし、イラン革命防衛隊が4月22日にホルムズ海峡で船舶2隻を拿捕したと伝えられ、先行きへの不透明感も残った。このため、上値は限定的となり、市場は慎重な動きも見せた。
ナスダック総合指数も最高値を更新
ナスダック総合指数も同様に3営業日ぶりに反発し、397.61ポイント高の2万4657.57で終値の最高値を付けた。ハイテク株を中心とした買いが優勢となり、市場全体の上昇を牽引した。
今回の反発は、以下の要因が重なった結果と言える:
- 米イラン間の停戦延長による地政学リスクの緩和期待
- 投資家のリスク選好姿勢の高まり
- 企業業績への楽観的な見通し
今後の市場動向については、イラン情勢の進展や米国の経済指標に注目が集まっている。専門家は、短期的には上昇基調が続く可能性があると指摘する一方、中長期的なリスク要因にも注意が必要だと警告している。



