ローソン、小型スーパー「Lミニマート」再参入 首都圏で激戦に挑む
ローソン、小型スーパー「Lミニマート」再参入 首都圏激戦

ローソンが首都圏を中心に、小型スーパー事業に再び挑戦する。28日、東京都小平市に「Lミニマート」の1号店を開業し、2026年2月までに最大6店舗を展開する計画だ。同社は約10年前にも小型スーパーに参入したが、食品スーパーとの競争激化により短期間で撤退を余儀なくされた。しかし、都市部では生鮮食品を安価かつ手軽に購入できる店舗への需要が依然として高く、競合他社が急速に店舗数を拡大している中、ローソンが再びこの市場に挑む。

Lミニマート1号店の特徴

1号店は西武新宿線の小平駅から徒歩約10分の住宅街に位置し、売り場面積は約190平方メートルで平均的なコンビニエンスストアと同程度だ。野菜や精肉を中心に、総菜や弁当も充実させている。特に、税込み30円のもやしや、322円の「唐揚げのり弁当」といった低価格商品を目玉とし、コストパフォーマンスを重視した品揃えが特徴だ。店内は一般的な食品スーパーと同様、入口付近に青果コーナーを配置し、買い物客の動線を意識したレイアウトとなっている。

ターゲットは単身・共働き世帯

主な顧客層として想定するのは、単身世帯や共働き世帯だ。週末に大型スーパーでまとめ買いをするのではなく、仕事や学校の帰りに自宅近くで必要な分だけ購入したいというニーズに応える。手軽さや時短を重視し、冷凍食品コーナーを広く確保する一方、日用品はゴミ袋や洗剤など必要最低限に絞り込んだ。これにより、限られた売り場面積でも効率的な品揃えを実現している。

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首都圏の激戦市場に再挑戦

首都圏の小型スーパー市場は、競合他社が先行して店舗網を拡大しており、すでに激戦区と化している。ローソンは2014年に小型スーパー「ローソンストア100」などを展開したが、競争に敗れ撤退。しかし、今回の再参入では、コンビニ運営で培った物流や店舗運営のノウハウを生かし、差別化を図る方針だ。特に、生鮮食品の品質管理や、弁当・総菜の開発力で優位性を打ち出すとみられる。

今後の展開

ローソンは来年2月までに首都圏で計6店舗の出店を計画しており、その後も需要に応じて拡大する可能性がある。同社は「Lミニマート」を新たな成長柱に位置づけ、コンビニ事業との相乗効果も期待している。しかし、競合の小型スーパーや既存の食品スーパーとの差別化が課題であり、2度目の挑戦が成功するかどうか、今後の動向が注目される。

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