埼玉県の大宮から春日部を経由し千葉県の船橋までを結ぶ東武アーバンパークラインで、新型車両80000系が優れた車両に贈られる「ローレル賞」に輝きました。この賞は、鉄道愛好家で構成される「鉄道友の会」が毎年選定しているものです。
子育て世代に優しい設計
80000系は、沿線に住む子育て世代が快適に利用できるよう設計されました。外観は現行の通勤型電車で採用されているブルーとグリーンを踏襲しつつ、内装は「リビング」をテーマに落ち着いた雰囲気に仕上げています。特に、一部の車両には水玉模様で子ども部屋をイメージした親子連れ専用スペース「たのしーと」が設置され、小さな子ども連れの乗客から好評を得ています。
環境性能も高評価
昨年3月に運行を開始した80000系は、現在9編成45両が活躍中で、最終的には25編成125両まで導入を拡大する予定です。ローレル賞の選考理由としては、子育て世代への配慮に加え、「人と地球によりそう電車」をコンセプトにした安全性と快適性、そして環境負荷低減のための最新機器の導入が挙げられました。東武鉄道の車両がローレル賞を受賞するのは、2018年の500系「リバティ」以来となります。
鉄道友の会によるローレル賞は、前年に営業運転を開始した車両を対象に、会員投票と選考委員会の審議を経て決定されます。80000系の受賞は、その革新的な取り組みが高く評価された結果と言えるでしょう。



