三菱自動車、パジェロを7年ぶり復活 尖った商品戦略で収益拡大へ
三菱自動車、パジェロを7年ぶり復活 尖った商品戦略

三菱自動車は29日、SUV(スポーツ用多目的車)「パジェロ」を今年秋に公開すると発表した。国内向けは2019年に生産を終えており、復活は7年ぶりとなる。同日公表した30年代までの中長期ビジョンでは、悪路の走行性能や耐久性を売りにした「尖った商品」に集中する方針を打ち出した。

パジェロ復活の背景

加藤隆雄・最高経営責任者(CEO)は会見で、「各国でパジェロの復活を求める声が強かった。三菱自の車から離れたお客様が戻ったり、新たに関心を寄せるお客様が増えたりすることを期待している」と述べた。パジェロの製造工場は岐阜県からタイの工場に移され、日本やタイで販売される。投入に合わせ、特別感を演出した店舗も展開する予定だ。

中長期ビジョンの目標

中長期ビジョンでは、25年度に755億円だった営業利益を、29年度に2倍超の1600億円、30年代前半には2000億~2500億円まで増やす目標を掲げた。営業利益率は25年度の2.6%から、30年代前半には5.5%以上に拡大させる計画だ。重点を置く国としては、主戦場だったタイやインドネシアなど東南アジア市場を挙げている。

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三菱自動車は、中国勢の台頭や景気悪化の逆風を受ける東南アジア戦略が正念場を迎えている。パジェロ復活によるブランド力強化と、尖った商品への集中で収益拡大を目指す。

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