熊本地震から4月で10年を迎えたことを記念し、「特別版 お城EXPO in 熊本」が10月3日と4日の2日間、熊本市の熊本城ホールで開催される。九州での開催は初めてで、熊本城に関する特別展示をはじめ、全国各地の城郭を紹介するブースが多数設置される予定だ。
お城EXPOとは
「お城EXPO」は、城郭文化の普及と城好き同士の交流を目的として、2016年から毎年横浜市で開催されてきたイベント。昨年は約2万3000人が来場し、人気を博している。今回、熊本地震からの復興を機に、熊本への感謝を込めて特別版の開催が企画された。
イベントの見どころ
イベントの目玉は、熊本城の歴史と復興の歩みを紹介する特別展示。熊本地震で石垣の崩落や重要文化財の倒壊などの被害を受けた熊本城は、2052年度の完全復旧を目指して復旧作業が進められている。この展示では、復興への道のりを振り返るとともに、支援への感謝を伝える。
さらに、甲冑の展示や着付け体験、ゆるキャラによる無料ステージなど、家族連れでも楽しめる企画が盛りだくさん。九州・沖縄を中心に約50の城郭管理団体や企業が参加し、各地の城の魅力をPRする。
有識者講演会
人気企画である有識者による講演会も2日間にわたって開催。日本城郭協会の小和田哲男理事長や千田嘉博・奈良大学特別教授など、計6人の専門家が登壇し、城の魅力を語る。
クラウドファンディングで支援を
実行委員会は、開催費用を賄うためクラウドファンディングを実施中。目標額は500万円で、5月19日まで受け付けている。5000円から200万円までの16コースから選べ、入場券や講演会チケット、限定の熊本城アクリルジオラマなどの返礼品が用意されている。申し込みはウェブサイトまたは申込書で。
4月22日には、熊本市の下通アーケードで熊本城おもてなし武将隊ら約10人がチラシを配り、イベントをPR。熊本国際観光コンベンション協会の甲斐嗣敏専務理事は「このイベントを通じて熊本城の歴史的価値を知ってもらい、熊本をより好きになってほしい」と期待を語った。



