東京・銀座の白鶴酒造東京支社ビル屋上で28日、酒米の田植えが行われた。この行事は2008年から続く恒例行事だったが、年末にビルの大規模修繕が予定されており、今年で最後となる見込みだ。
恒例行事の歴史
白鶴酒造は2008年から毎年、東京支社の屋上で酒米の田植えを行ってきた。都市部で酒造りに関わる体験を提供する目的で始まったこの取り組みは、多くの来場者に親しまれてきた。しかし、ビルの老朽化に伴う大規模修繕工事のため、今年をもって終了することが決まった。
今年の田植えの様子
28日に行われた田植えには、白鶴酒造の社員や関係者が参加し、約20平方メートルの田んぼに酒米の苗を丁寧に植え付けた。参加者たちは「最後の田植えを無事に終えられて感慨深い」と語った。
収穫された米は、白鶴酒造の日本酒醸造に使用される予定で、稲刈りは10月頃を予定している。
今後の展望
白鶴酒造は、この屋上田んぼでの活動を通じて、都市型農業と日本酒文化の発信に貢献してきた。今後の代替イベントについては未定だが、同社は「別の形で日本酒の魅力を伝えていきたい」とコメントしている。
東京写真部 宇野美咲が撮影した写真には、銀座の高層ビル群を背景に、緑の苗が並ぶ様子が収められている。



