トヨタ供給網に脱炭素電気、中部電と豊田通商が連携しCO2削減へ
トヨタ供給網に脱炭素電気、中部電と豊田通商連携

中部電力傘下の販売会社である中部電力ミライズ(名古屋市)は1日、トヨタ自動車系部品メーカーの東海理化の取引先12社に対して、脱炭素につながる電気の提供を開始したと発表した。トヨタグループの豊田通商と連携し、サプライチェーン全体の脱炭素化を推進する取り組みの一環である。

風力発電の環境価値を活用

本サービスは、豊田通商傘下の企業が保有する風力発電所由来の「環境価値」を活用する仕組みを採用している。これにより、年間約2219トンの二酸化炭素(CO2)排出削減が見込まれている。

中小企業でも導入しやすい仕組み

一般的に、企業が電気の脱炭素を推進する方法として、小売電気事業者と契約し、敷地外の発電所から再生可能エネルギー由来の電気を供給してもらうサービスが存在する。しかし、この方法では安定確保が可能な一方、契約期間が通常20年と長期にわたるため、中小企業にとって導入が難しい面があった。

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今回のサービスは、最大約5年の契約期間で柔軟に導入できる点が特徴である。これにより、中小企業でも負担なく脱炭素電気を利用できる環境が整えられた。

今後の展望

中部電力ミライズは、トヨタ系サプライチェーンでの本サービスの利用拡大を目指している。今後、他の取引先への展開も視野に入れ、持続可能な社会の実現に貢献していく考えだ。

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