ISS長期滞在の油井亀美也氏が宇宙での筋力維持法を公開
油井亀美也氏が宇宙での筋力維持法を公開

国際宇宙ステーション(ISS)に約5カ月間滞在した宇宙飛行士の油井亀美也氏(55)が、無重力環境での筋力維持トレーニングの方法を公開した。油井氏は、微小重力下では筋肉が急速に萎縮するため、特別な器具を用いた運動が不可欠だと説明する。

独自のトレーニング器具

油井氏が紹介したのは、伸縮性のあるゴムバンドを使った筋力トレーニングだ。この器具は、地上でのダンベルやバーベルの代わりとなる。ゴムの張力を利用して、腕や脚の筋肉に負荷をかけることができる。油井氏は「この方法なら、限られたスペースでも効率的に運動できる」と強調する。

具体的なメニュー

油井氏は、毎日約2時間のトレーニングを実施。主なメニューは、スクワット、腕立て伏せ、ゴムバンドを使った引き運動などだ。特に、太ももや背中の大きな筋肉群を重点的に鍛えることで、筋力低下を防いだという。また、有酸素運動として、トレッドミルやエアロバイクも併用した。

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無重力環境では、骨密度も減少するため、油井氏は「トレーニングは筋肉だけでなく、骨の健康維持にも重要だ」と指摘する。ISSでは、これらの運動を定期的に行うことで、宇宙飛行士の健康を保っている。

油井氏は、2015年にISSに長期滞在し、日本の宇宙飛行士として初めて船外活動も行った。現在は、後進の育成や宇宙教育に力を注いでいる。

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