米CNNは28日、生成AI(人工知能)を活用した検索サービスにおいて、自社の記事や動画、画像などが無断で使用され、著作権を侵害されたとして、米新興企業パープレキシティをニューヨーク連邦地裁に提訴した。CNNは無断利用の差し止めと損害賠償を求めている。
提訴の背景と経緯
訴状によると、CNNは昨年、パープレキシティに対し有料コンテンツへのアクセスを許可し、その対価を受け取る内容の提携交渉を行っていた。しかし、最終的な合意には至らなかった。CNNは、パープレキシティがその後も許諾を得ることなく、コンテンツを複製・配信し続けていると主張している。
パープレキシティ側の反論
一方、パープレキシティはCNNに対し、「『事実そのもの』は著作権の保護対象にならない」と反論しているという。同社は、検索結果として事実情報を提供することは合法であるとの立場を取っている。
他のメディアも提訴
パープレキシティを巡っては、読売新聞社などの日本メディアや米紙ニューヨーク・タイムズも、同様に損害賠償などを求めて提訴している。生成AIを巡る著作権問題は、国内外のメディア業界で大きな関心事となっている。
本件は、生成AI技術の進展に伴い、著作権法の解釈や適用が問われる重要な訴訟として注目されている。



