民放キー5局がBS 4K放送から一斉撤退へ 2026年までに全社終了
民放キー5局、BS 4K放送から一斉撤退へ

民放キー局系BS5局が4K放送から一斉撤退へ

BS-TBSは15日、超高画質の4K放送について、来年1月で期限が切れる業務認定を更新せず、放送を終了すると正式に発表しました。具体的な放送終了日は現時点では未定となっています。

民放キー局系BS5局全てが撤退決定

今回のBS-TBSの発表により、民放キー局系のBS5局全てが4K放送からの撤退を正式に決定したことになります。これまでにBS日テレ、BS朝日、BSフジ、BSテレ東も同様に4K放送終了を発表しており、民放キー局系のBS放送事業者が一斉に超高画質放送から撤退するという異例の事態となりました。

BS-TBSは2018年12月に4K放送を開始しましたが、今回の撤退決定について「インターネット配信サービスの急拡大などにより、ビジネス環境が極めて厳しくなっている」と説明しています。視聴者のメディア接触行動の変化が、従来の放送ビジネスモデルに大きな影響を与えている実態が浮き彫りになりました。

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NHKは4K放送を継続へ

一方、公共放送のNHKは異なる方針を示しています。井上樹彦会長は同日の定例記者会見で、4K放送に関する方針を問われ「これまで通りコンテンツの制作、放送に取り組む」と述べ、超高画質放送を継続する意向を明確にしました。民放と公共放送で戦略が分かれる結果となりました。

4K番組の無料配信を計画

撤退するBS5局は、今秋をめどにWOWOWオンデマンドを通じて、4K番組の無料配信を開始する予定です。これは、放送波による配信からインターネット配信への移行を視野に入れた対応と見られています。視聴者は従来のBS放送ではなく、インターネット経由で4Kコンテンツを視聴することになります。

この動きは、メディア環境の大きな転換点を示すものと言えるでしょう。超高画質コンテンツの提供方法が、従来の放送からインターネット配信へと本格的にシフトしていく可能性が高まっています。

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