本木克弥九段が剛腕を発揮、福岡航太朗七段を撃破して囲碁名人リーグで連勝
2026年2月16日、東京・市ケ谷の日本棋院で行われた第51期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)において、本木克弥九段が福岡航太朗七段に159手までで黒番中押し勝ちを収めた。この勝利により、本木はリーグスコアを2勝1敗と白星先行に導き、一方の福岡は1勝2敗となった。
久々の剛腕発揮で鮮やかな勝利
本木九段は、かつて天下にとどろかせた剛腕を久しぶりに発揮し、福岡七段の大石を仕留めて快勝した。対局は互いに大地を囲い合う特異な布石から始まり、本木が中央の福岡の白石を攻めてペースを握った。必死のシノギを試みる福岡に対し、本木は大胆に隅の自軍を捨てて、中央の攻撃一本に絞る作戦を決断。その鮮やかな決断力が勝利につながった。
開幕からの明暗が分かれる展開
前期に初参加で優勝争いに絡む旋風を巻き起こした福岡七段は、今期は開幕先勝から連敗を喫している。逆に本木九段は、開幕黒星スタートからの連勝で勢いに乗り、両者の明暗がはっきりと分かれる結果となった。この勝利は、本木の戦術的優位性と心理的タフさを改めて示すものと言える。
囲碁ファンにとっては、本木の剛腕ぶりが再び見られたことで、今後のリーグ戦の行方にさらなる注目が集まっている。名人戦挑戦者決定リーグは、今後も熱戦が続く見込みで、各棋士の動向が期待される。