「ゲージツ家のクマさん」の愛称で多くの人に親しまれた美術家の篠原勝之(しのはら・かつゆき)さんが17日、肺炎のため奈良市の病院で死去した。84歳だった。札幌市出身。故人の遺志により、葬儀や告別式は行われない。
多彩な活動と親しまれたキャラクター
篠原さんは、唐十郎さんが主宰する「状況劇場」の舞台美術やポスターを手がけ、その後は自らを「鉄のゲージツ家」と称した。また、タモリさん司会のバラエティー番組「笑っていいとも!」やビートたけしさん司会の番組に数多く出演。頭をそり上げた独特の風貌とおおらかな人柄で、「クマさん」として広く親しまれた。
文学賞受賞の実績
作家としても活動し、「走れUMI」で小学館児童出版文化賞、短編小説集「骨風」で泉鏡花文学賞を受賞するなど、多彩な才能を発揮した。



