米俳優ロバート・デュバル氏が95歳で死去 名作映画で名脇役として活躍
米俳優ロバート・デュバル氏が2月15日、南部バージニア州ミドルバーグの自宅で死去したことが明らかになった。享年95歳。死因については現時点で公表されていない。米メディアが16日に報じた。
「ゴッドファーザー」と「地獄の黙示録」での不朽の演技
デュバル氏は1931年、西部カリフォルニア州サンディエゴに生まれ、1962年の「アラバマ物語」で映画デビューを果たした。その後のキャリアで最も知られるのは、フランシス・コッポラ監督の二大傑作での演技である。
- 「ゴッドファーザー」(1972年)では、コルレオーネ家の養子であり冷静沈着な弁護士トム・ヘイゲンを演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。
- 「地獄の黙示録」(1979年)では、強烈なカリスマと狂気を併せ持つキルゴア中佐を熱演し、再びアカデミー賞助演男優賞候補となった。
これらの役柄は、映画史に残る名脇役として広く記憶されている。
長年にわたる俳優としての軌跡
デュバル氏のキャリアは半世紀以上に及び、数多くの作品で印象的な演技を披露してきた。特に犯罪ドラマや戦争映画における複雑な人物描写に定評があり、観客と批評家の双方から高い評価を受けてきた。
晩年も精力的に活動を続け、近年ではテレビシリーズへの出演も行っていた。95歳という高齢でありながら、その演技力は衰えを見せず、最後までプロフェッショナルとしての姿勢を貫いた。
訃報を受け、映画関係者やファンからは哀悼の意が寄せられている。デュバル氏の残した数々の名演技は、今後も多くの映画愛好家に愛され続けることだろう。