指揮者ヘルムート・リリング氏が92歳で死去、バッハ宗教曲の世界的権威として活躍
ヘルムート・リリング氏死去、バッハ宗教曲の世界的権威

ドイツの指揮者ヘルムート・リリング氏が2月11日に死去した。92歳だった。南西ドイツ放送などが伝えた。

バッハ宗教曲の世界的権威として活躍

リリング氏はシュツットガルト生まれで、オルガンや作曲、合唱指揮を学んだ。1965年にはシュツットガルト・バッハ合奏団を設立し、バッハの宗教曲の演奏解釈において世界的な名声を確立した。

国際バッハ・アカデミーの創設と音楽活動

1981年には国際バッハ・アカデミーをシュツットガルトに創設し、バッハ音楽の研究と普及に大きく貢献した。また、ロマン派や現代音楽にも積極的に取り組み、2018年に引退するまで世界各地のオーケストラに客演するなど、国際的な活躍を続けた。

日本での後進育成への貢献

リリング氏は日本でも講習会を通じて若手音楽家の育成に尽力し、日本の音楽界に深い影響を与えた。その功績は国内外で高く評価されている。

彼の死去は音楽界に大きな損失をもたらしたが、その遺産は今後も多くの音楽家に受け継がれていくことだろう。