南相馬市、育休等の代替業務にボーナス加算 東北初の制度導入
南相馬市、育休等の代替業務にボーナス加算 東北初

福島県南相馬市は本年度、産休や育休などを取得して不在となった職員の業務を代行した職員に対し、夏季および冬季のボーナス支給額を増額する新たな制度(通称・育休等サポート感謝制度)を導入した。この制度は6月のボーナス分から適用される。市の発表によれば、東北地方の市町村としては初めての取り組みとなる。市は28日にこの制度を公表した。

制度の詳細と対象者

市によると、職場で育児休業や産前産後休暇、病気休暇・休職、介護休暇により1カ月以上不在となった職員がいる場合、その業務を代わりに担当した常勤職員が対象となる。支援期間に応じて、6月および12月のボーナスに加算して支給される。例えば、給与月額30万円の職員が同僚の業務をカバーした場合、1カ月あたり約9000円が加算される。この加算の原資は、休業者自身が勤務しなかった期間の手当の余剰分を活用するため、新たな追加財源は不要とされている。

背景と目的

同市では、育児休業などの取得促進を図る一方で、休業者が発生した職場では周囲の職員の業務負担増加が課題となっていた。今回の制度は、不在となった職員の業務をカバーする同僚に経済的な報酬を与えることで、職場全体で休業を取得し、互いに支援し合える環境を醸成することを目的としている。市はこの制度を通じて、休業取得の促進と職場の負担軽減の両立を目指す。

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