岐阜大仏珈琲が5種類誕生!岐阜大学生らが開発、新たな岐阜土産として販売開始
岐阜大仏珈琲5種誕生!大学生ら開発、新土産に

岐阜大仏珈琲が5種類誕生!大学生らが開発、新たな岐阜土産として販売開始

岐阜大学(岐阜市柳戸)の社会システム経営学環に所属する3年生4人が、岐阜市内のイラストレーターや福祉事業所などと連携し、岐阜県重要文化財である「岐阜大仏」をモチーフにした「岐阜大仏珈琲(コーヒー)」を開発し、販売を開始しました。このプロジェクトは、岐阜大仏の魅力を広く知ってもらうとともに、長く愛される新たな岐阜県の土産品を創出することを目的としており、若者ならではの視点と知恵が詰め込まれています。

若者の発想で岐阜の魅力を発信

観光客が手に取りたくなるだけでなく、岐阜県民が贈り物として渡したくなるような土産品を作ろうと、篠田朝也教授のゼミに所属する4人(全員21歳)が主体となって企画を立ち上げました。昨年春からテーマを検討し始め、「あまり知られていない現状がもったいない。もっと魅力を伝えたい」との思いから、岐阜大仏に焦点を当てました。

プロジェクトには、岐阜市在住のイラストレーター石田意志雄さん(47歳)や、就労継続支援B型事業所「アンドワークス」、正法寺などが協力し、アイデアを膨らませながら約1年かけて完成に至りました。

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5種類のコーヒーとユニークなパッケージ

コーヒーの味は、バランスの取れた「デイリーブレンド」や苦みの強い「ブラジル」など全5種類が用意されています。パッケージには、学生たちが考えた「だいぶ通な味」といったダジャレや、石田さんによる「ゆるくてかわいい」岐阜大仏のイラストが描かれており、親しみやすいデザインが特徴です。

アンドワークスでは、利用者たちが手作業で欠点豆(全体の味に悪影響を及ぼす不完全な豆)を取り除き、紙フィルターにコーヒーを詰める作業や、賞味期限シールを貼る作業などを行い、品質にこだわった製造プロセスを実現しました。

価格設定と販売交渉の苦労

ゼミ生の一人は、「多くの人に手にとってもらいたい一方、利益を出して長く愛される商品にしたい」と価格設定の難しさを語りました。土産店でコーヒーがどれくらいの価格帯で売られているかを調査したり、自分たちが購入しようと思える値段を考えたりしながら、適正価格を模索しました。

さらに、販売店舗との交渉では、岐阜の文化財の発信や、ハンディのある人々の働く場を創出することにつながる点を熱心に説明し、岐阜大仏珈琲の店頭販売を実現させました。

地域への思いと今後の展開

ゼミ生の一人は、「岐阜大仏珈琲をきっかけに岐阜や岐阜大仏を話題にして会話が生まれたらうれしい」と語り、地域活性化への期待を込めています。

単品価格は1袋378円(税込み)で、コーヒー5種類と岐阜大仏の豆知識カード1枚を同封したセット価格は1836円(税込み)です。現在は市内の土産店などで販売が始まっており、今後も販売場所を拡大していく計画です。

岐阜大仏について

岐阜大仏は、岐阜市大仏町の正法寺にあり、奈良、鎌倉の大仏と並んで「日本三大仏」の一つといわれています。高さは13.63メートルで、1974年に「籠大仏」の名称で岐阜県重要文化財に指定されました。木材で骨格を組み、竹材の下地の上から粘土、お経が書かれた和紙、漆、金箔を施した独特の構造が特徴です。

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