南海電鉄が新観光列車「GRAN天空」を公開、ミナミと高野山を結ぶ豪華な旅を提供
南海電鉄は2026年2月16日、大阪・ミナミと世界遺産・高野山を結ぶ新たな観光列車「GRAN天空」の外観を報道陣に公開しました。この列車は4両編成で、運行開始は同年4月24日を予定しており、高野線の難波駅(大阪市)から極楽橋駅(和歌山県高野町)までの区間を走行します。
「天空」の後継として、訪日外国人客の誘致を強化
「GRAN天空」は、2026年3月に定期運行を終える観光列車「天空」の後継車両として開発されました。特に訪日外国人客(インバウンド)に人気の高いミナミ地区から観光客を呼び込むことを目的としており、発着駅を従来の橋本駅(和歌山県橋本市)から難波駅まで大幅に延長しました。これにより、大阪の中心部から直接高野山へのアクセスが向上し、観光利便性が高まることが期待されています。
金色の羅針盤をシンボルに、沿線の文化を車内に反映
列車のデザインは、深紅をベースとした車体に、沿線の植物などが金色で描かれており、豪華で目を引く外観となっています。シンボルとして金色の羅針盤が採用され、ヘッドマークにも使用されています。内装には沿線ゆかりの工芸品が用いられ、地元食材を活用した食事が提供される予定で、乗客は車窓から四季折々の景色を楽しみながら、上質な旅を体験できるでしょう。
車内サービスの企画を担当した森椎菜主任は、「車窓から四季折々の景色を眺める上質な旅を楽しんでほしい」とコメントし、観光客に豊かな体験を提供する意欲を示しました。この列車は、大阪府河内長野市の車両工場でお披露目され、今後、運行開始に向けて準備が進められます。
「GRAN天空」の導入は、関西地域の観光振興に貢献し、特に世界遺産・高野山へのアクセス改善を通じて、国内外からの旅行者増加を後押しするものと見られています。沿線の文化や食材を積極的に取り入れることで、持続可能な観光開発にも寄与することが期待されます。