香川県東かがわ市の「芝桜富士」が見頃 15万5千株が色鮮やかに咲き誇る
香川県東かがわ市帰来の公園「芝桜富士」で、約15万5千株のシバザクラが見頃を迎えている。園名の由来となった富士山を思わせる小山を中心に、ピンクや紫、白色など色鮮やかな20種類が咲き誇り、訪れる人々を魅了している。見頃は4月末まで続くという。
夫妻の情熱が生んだ絶景 2006年から植栽開始
公園を所有する森本芳明さん(73歳)と八代美さん(74歳)夫妻は、2006年に栗畑だった土地にシバザクラの植栽を開始した。当初は小さな規模だったが、年々見物客が増加したことから、毎年この時期に一般公開するようになった。夫妻の地道な努力が、現在の壮大な景観を築き上げた。
面積拡大と多様な品種 今年は約6000平方メートルに
毎年9月頃から半年間かけて、植え替えと造成工事を実施しており、今年は敷地面積が約6000平方メートルに拡大した。濃いピンク色の「ダニエルクッション」や青紫色の「エメラルドクッション」といったシバザクラに加え、ネモフィラとムスカリも育てられ、多様な花々が訪れる人を楽しませている。
森本芳明さんは「毎年、違った眺めを楽しめるように工夫しています。喜んでもらうために終わりはなく、『サクラ・ダ・ファミリア』と呼ばれているんですよ」と笑顔で語る。この愛称は、夫妻の継続的な情熱と創造性を象徴している。
入園情報と今後の展望
入園料は中学生以上500円で、営業時間は午前9時から午後5時半まで。詳細な営業期間や最新情報は公式サイトで確認できる。夫妻は今後も植栽面積の拡大や新たな品種の導入を検討しており、地域の観光名所としてさらなる発展が期待されている。
東かがわ市の春を彩る「芝桜富士」は、自然の美しさと人間の情熱が融合した稀有なスポットとして、多くの観光客を引きつけている。



