清水町「十勝清水町」へ名称変更、住民投票条例案を提案 7月実施目指す
清水町「十勝清水町」へ名称変更、住民投票条例案を提案

北海道の清水町は、町名を「十勝清水町」に変更することの賛否を問う住民投票条例案を、28日に開かれた町議会臨時会に提案した。この条例案は特別委員会に付託され、6月の定例会で採決される見通しとなっている。

住民投票の詳細

条例案では、投票対象を中学生以上とし、町長は投票結果を尊重しなければならないと定めている。可決された場合、町は7月中旬の実施を目指す。臨時会では、辻町長が条例案の提案理由を説明した。

町名変更の背景

町は、全国的な発信力を強化するため、現在の町名に「十勝」を加える変更を検討している。今年に入り住民説明会を開催し、知名度向上によるふるさと納税の増加が見込まれる一方、役場の戸籍システム改修などに約1億1000万円の費用がかかるといったメリットとデメリットを説明してきた。しかし、システム業者が改めて精査した結果、費用は約6000万円に減少したという。

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中学生以上の参加

中学生以上を対象とした背景には、3月に中高生計約470人を対象に実施したアンケート結果がある。中学生の約10%、高校生の約25%が回答し、ともに約6割が住民投票への参加を希望した。町名変更の賛否については、賛成が約5割と若干反対を上回った。

投票の対象と成立要件

住民投票の対象は、在住外国人も含めた約8000人(3月時点)となる。成立要件には投票率を設けず、投票率が低い場合でも結果は有効とされる。辻町長は提案理由説明で、「投票を成立させない運動への懸念や、投票した人の意思が確認できなくなることを踏まえ、結果を公表すべきだと考え、成立要件に投票率を設けていない」と述べた。

投票方法と今後の流れ

条例案では、町民は賛成か反対のどちらかに「○」をつける方式とし、町長は結果を尊重しなければならない。仮に反対が多ければ、現町名のままとなる。来月2日の特別委員会を経て、同11日の定例会初日に採決が行われる見通し。町名変更を自ら発案した辻町長は、条例案の提案後「ようやく形にすることができつつある」と語った。

中高生の意見

中高生へのアンケートの自由意見では、「ほかの町と差別化できるのでいい」といった賛成意見や、変更に関する費用に触れ「もっと別のことに使ってほしい」といった反対意見が寄せられた。

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