岡倉天心資料をデジタル化、茨城県美術館と東京芸大が協定
岡倉天心資料をデジタル化、茨城と東京芸大が協定

天心の遺産を未来へ:茨城と東京芸大がデジタルアーカイブで連携

明治期の美術思想家、岡倉天心(1863~1913年)に関する貴重な資料群を未来に伝えるため、茨城県天心記念五浦美術館(北茨城市)と東京芸術大学大学美術館(東京都台東区)が手を結んだ。両館は25日、天心関連資料約7千点をデジタル化し、保存と公開を推進する事業協定を締結した。

協定の背景と目的

天心は東京芸術大学の前身である東京美術学校の設立に尽力し、日本の伝統美術の価値を高く評価。近代日本美術の発展に多大な功績を残した。今回の協定は、天心の生誕170年・没後120年を迎える2033年を見据え、デジタルアーカイブの構築、企画展の開催、教育活動などを両館が連携して実施し、天心の思想を次世代に継承することを目的としている。

調印式の様子

調印式は茨城県庁で行われ、県天心記念五浦美術館の小泉晋弥館長と東京芸術大学大学美術館の黒川廣子館長が協定書に署名した。小泉館長は「デジタル技術も活用し、現代に合った天心の見せ方を模索していきたい」と抱負を語った。

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今後の展開

両館は今後、所蔵資料のデジタル化を進め、オンラインでの公開や教育プログラムの開発に取り組む。また、連携企画展を通じて、天心の業績を広く発信する予定だ。この取り組みにより、天心の芸術思想がより身近なものとなり、多くの人々に親しまれることが期待される。

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