川崎・常照寺でボタンが見頃 40年前に分けてもらった株が咲き誇る
川崎市多摩区宿河原にある常照寺で、ボタンの花が見頃を迎えています。境内では約15株が赤やピンク、白の鮮やかな花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませています。
奈良・長谷寺から分けてもらった株を増やす
同寺が属する真言宗豊山派の総本山・長谷寺(奈良県)は、ボタンの名所として広く知られています。常照寺の住職、川腰義一さん(82)は、約40年前にこの本山から分けてもらった株を大切に育て、少しずつ増やしてきました。
川腰さんは「一時よりも株数は減ってしまいましたが、今年もきれいな花を咲かせてくれて嬉しいです」と話しています。長年にわたる丁寧な管理が、現在の美しい風景を支えています。
地域に根ざした花の文化
ボタンの花は、春の訪れを告げる象徴として親しまれており、常照寺の取り組みは地域の文化や自然を守る活動の一環とも言えます。寺院の静かな境内で咲くボタンは、季節の移り変わりを感じさせる風物詩となっています。
この時期、多くの人が花を楽しみに訪れ、写真を撮る姿も見られます。川腰さんの長年の努力が、地域の人々に安らぎと喜びをもたらしているのです。



