プロ野球、FA人的補償撤廃へ 指名権譲渡案を軸に調整
プロ野球、FA人的補償撤廃へ 指名権譲渡案を軸に

日本野球機構(NPB)と12球団によるプロ野球実行委員会が1日、東京都内で開催され、フリーエージェント(FA)権を行使した選手の移籍に伴う「人的補償制度」の撤廃に向けた協議が行われた。戦力均衡を図るための代替案として、FAで移籍した選手を獲得した球団が、元所属球団に対してドラフト会議の2位または3位相当の指名権を譲渡する案が軸となっているとみられる。

人的補償制度とは

人的補償制度は、FA権を行使して他球団に移籍した選手が発生した場合、移籍元球団が補償として移籍先球団の選手を獲得できる仕組み。しかし、選手の移籍がスムーズに進まないなどの課題があり、撤廃の議論が進んでいた。

代替案の詳細

今回提示された代替案では、人的補償の代わりに、移籍元球団が将来のドラフト会議で上位指名権を得られるようにする。これにより、戦力バランスを保ちつつ、選手の移籍を促進する狙いがある。関係者によると、指名権の譲渡はドラフト2位または3位相当を想定しており、今後の調整で詳細が固まる見通し。

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来季開幕日決定

実行委員会では、来年の公式戦が3月26日にセ・パ両リーグ同時に開幕することも決まった。また、2軍戦に出場可能な育成選手の上限枠拡大も承認され、支配下選手の故障者数に連動して、従来の5人から最大7人まで増える。このルールは2日の試合から適用される。

育成選手枠拡大の意義

育成選手枠の拡大は、故障者が多いチームが戦力を補充しやすくするための措置。選手の負担軽減や競技レベルの維持につながると期待されている。

今回の決定は、プロ野球の競技環境改善に向けた一歩として注目される。今後のFA制度の見直しや、ドラフト指名権譲渡の詳細なルール策定が進むとみられる。

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