昨季セーブ王の杉山一樹投手が左手骨折で長期離脱 ベンチ殴りが原因で抹消処分に
福岡ソフトバンクホークスの抑え投手、杉山一樹(28)が左手骨折のため、出場選手登録を抹消されました。昨シーズンは最多セーブを記録したセーブ王として活躍した杉山ですが、今季は調子が上がらず、試合後のいらだちからベンチを殴るという行動に出てしまいました。
ベンチ殴りで左手骨折 病院で診断される
球団の発表によると、杉山投手は4月11日の日本ハム戦後に左手でベンチを殴り、病院で左手骨折と診断されました。12日朝には福岡に戻り、13日に再検査を受ける予定です。11日の試合では4点リードの9回に登板し、2安打1失点と苦しい投球内容でした。
試合には勝利したものの、思うような投球ができなかったことへのいらだちが行動に出たとみられています。この行為により、杉山は長期離脱を余儀なくされる見込みです。
小久保監督「信頼は一瞬で崩れる」 復帰時期は未定
12日の日本ハム戦前に取材に応じた小久保裕紀監督は、杉山の行動について厳しい見解を示しました。「やった後に事の大きさに気づいたらしい。性格的にも予測ができたことなので、自分にも防げなかった責任はある」と述べ、監督としての責任も認めています。
「こつこつ積み上げた信頼は一瞬で崩れる。本人も反省してほしい」と小久保監督は強調しました。復帰時期については「しばらくは無理でしょう」とし、抑え役は「日替わりで」対応すると語りました。
昨季は最多セーブのタイトル獲得 今季は苦しいスタート
杉山投手は昨シーズン、65試合に登板し、3勝4敗、防御率1.82という好成績を残しました。31セーブを挙げ、西武の平良海馬投手と並んで最多セーブのタイトルを獲得しています。
しかし、今シーズンは7試合で1敗、4セーブと結果を残しているものの、防御率9.00と調子が上がっていませんでした。昨季の活躍から一転、苦しいスタートが続いていた中での今回の出来事となりました。
ソフトバンクホークスは、昨季の守護神を失うことになり、チームのブルペン再編が急務となります。小久保監督は「今いるメンバーでやるしかない」と現状を踏まえ、対策を講じていく方針です。



