高松商が春季香川県大会を制覇、2年ぶり12度目の優勝で四国大会へ
春季四国地区高校野球香川県大会は11日、丸亀市のレクザムBP丸亀で決勝が行われ、高松商が尽誠学園を10-2で破り、2年ぶり12度目の優勝を達成した。3位決定戦では蓬莱が三本松に10-3で勝利し、8回コールドゲームとなった。高松商と選抜高校野球大会に出場した英明は、25日に徳島県で開幕する四国大会に出場する。
尽誠学園を猛打で圧倒
高松商は初回に塚本選手の適時打で2点を先制すると、二回、四回、六回にも得点を重ね、試合を優位に進めた。5点リードで迎えた八回には、河田選手の二塁打を含む5安打の猛攻で4点を追加し、試合を決定的なものとした。投手陣では2人目の楠投手が6回1失点の好投を見せ、チームの勝利に貢献した。
一方、尽誠学園は9点を追う九回に万賀選手、秋山選手、馬場選手の安打と北田選手の犠飛で1点を返し、一矢を報いた。西村太監督は「強豪の実力を見せつけられた。夏に向けて、粘り強い攻撃ができるように練習したい」とコメント。池田椋哉主将も「思い切りの良さで負けていた。互いに厳しく言い合って、プレーを改善していきたい」と語った。
投打かみ合い、夏へ向けて加速
高松商は投打がかみ合った試合運びで、初回の先制点に続き、中押しやだめ押しで着実に加点し、試合を突き放した。しかし、長尾健司監督は「運に恵まれた部分がある。点差ほどの力の差はない」と厳しく評価し、選手たちにさらなる成長を促した。
打撃面では1番の西村修五選手が活躍し、チーム最多の3安打を記録。二回一死満塁の場面では犠飛を放ち、1点を加えた。四回にはセーフティーバントで一死満塁のチャンスを作り、2点追加のきっかけとなった。八回にも安打を放ち、チームの攻撃を牽引した。
主軸の3番・河田健汰選手も八回二死一、二塁の場面で高めの直球を振り抜き、だめ押しの2点適時打を放った。投手では楠響月投手が四回からマウンドに上がり、八回までの5回を散発3安打、無得点に抑え、「いつでも登板できる準備をしていた。持ち味の打たせて取るピッチングができた」と語った。
チームは四国大会に臨むとともに、夏の香川大会の準備も加速させる。塚本駿主将は「試合でも出たミスをなくすのが優先課題。守備からリズムをつくり、つなぐ打撃で点を重ねる野球のレベルを上げたい」と意気込んでいる。



