京都・伏見工高(現京都工学院高)ラグビー部の監督、総監督を歴任し、「泣き虫先生」の愛称で親しまれた山口良治さんの訃報を受けて、30日、関係者から悼む声が相次いだ。
教え子・大八木淳史氏の言葉
教え子で元日本代表の大八木淳史さん(64)は、昨年10月に食事を共にしたのが最後だったと明かし、「元気にされていた感じだったので、あまり実感がわかない。ラグビーを通して、生き方や考え方を教わった」と惜しんだ。
大八木さんは、高校受験の日に校門で山口さんから「ラグビーをやらないか。きっと君は日本代表になれる」と声をかけられたのが出会いだったと振り返り、「うれしくて、わくわくドキドキした」と当時を懐かしんだ。恩師の情熱あふれる指導はテレビドラマ化されて話題を呼び、自身を含めてラグビー界を担う人材が多く巣立った。大八木さんは「日本のラグビーに大きく変化を与えた。今の現役選手、指導者もどんどん新しいことをやっていったらいい」と、進取の精神が継がれることを願った。
現役選手からの感謝
京都工学院高出身でリーグワン1部、神戸の上村樹輝選手(23)は、「ドラマが進学のきっかけになった。山口先生のおかげで今の自分がある」と感謝の意を述べた。



