国際サッカー評議会(IFAB)は5月31日、2026年に開催されるワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会において、コーナーキック(CK)やフリーキック(FK)が蹴られる前に攻撃側に明らかな反則があった場合、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入を認めることを決定した。この決定は、得点やペナルティーキック(PK)などに直接影響するプレーを対象としている。
背景と問題点
近年、CKやFKの場面で、ボールが蹴られる前にゴール前の競り合いにおいて攻撃側の選手が意図的に相手の動きを妨げるケースが目立ち、問題視されていた。これまでは、こうした反則が明らかでもVARの介入が認められていなかったが、今回の決定により、審判が確認できるようになる。
適用範囲と影響
IFABは、このルール変更がW杯でのフェアプレーを促進し、試合の公正さを向上させることを期待している。VARの介入は、得点やPKに直結するプレーに限定されるが、CKやFKの前の反則も含まれることで、攻撃側の戦術に影響を与える可能性がある。
- 対象プレー:得点、PK、およびそれらに直接つながるプレー
- 反則の種類:攻撃側の選手による意図的な相手の妨害
- 大会:2026年W杯北中米3カ国大会
この決定は、サッカー界全体に波紋を広げており、今後のリーグ戦や他の国際大会にも影響を与える可能性がある。IFABは、試験的に導入した後、正式なルール改正を検討する方針だ。



