名古屋グランパス、PK戦の死闘を制し開幕2連勝を達成
J1リーグにおいて、名古屋グランパスがガンバ大阪との対戦をPK戦の末に勝利し、開幕から2連勝という好スタートを切りました。試合は序盤から主導権を握られ、後半も攻め込まれる苦しい展開となりましたが、GKミッチェル・シュミットの鮮やかなセーブがチームを救いました。終盤には数的有利となって猛攻を仕掛けましたが、得点には至らず、PK戦に突入。そのPK戦でもシュミットが立ちはだかり、勝利に大きく貢献しました。
シュミットGK、ピンチを救う好セーブで存在感を示す
試合中、名古屋は昨季の反省を踏まえ、ガンバ大阪のジェバリ選手を厳重にマークする戦術を採用しました。しかし、その分ボランチへのプレッシャーが甘くなり、ピッチ中央を自由に使われて苦しい時間が続きました。そんな中、後半9分と10分に立て続けにペナルティーエリア内でシュートを浴びましたが、シュミットが片手ではじく好セーブを見せます。追加タイムには速攻を許し、フリーで打たれる場面もありましたが、冷静にキャッチして無失点を守り切りました。
シュミットは試合後、「プレーは悪くなかったが、際どいコースではなかった。それを止めてこそ絶対的なキーパーだ」と語り、自身の役割に自信を見せました。昨シーズンは負傷もあってGKが固定できず、チームの低迷につながりましたが、今年は丁寧なケアもあって好調を維持しています。
PK戦では勘を信じ、2本をストップ
PK戦では、シュミットが相手の蹴る方向を情報として入れつつ、「あとは自分の勘を信じた」と述べています。5人中4人に対し、蹴った方向に跳び、うち2本を止める活躍を見せました。ガンバ大阪の5人目のキックが枠の上に外れると、勝利が決定。仲間たちが笑顔でシュミットの周りに駆け寄り、「良い景色だった」と短い言葉に実感を込めました。
ガンバ大阪は後半25分ごろ、交代枠を使い切った直後に負傷退場者が出て、10人での戦いを強いられたことが痛手となりました。昨季、名古屋はガンバ大阪とのリーグ戦2試合で完敗していましたが、今回はそのリベンジを果たす形となりました。
チームからも称賛される「頼れる守護神」
主将の稲垣選手はシュミットについて、「頼もしい守護神です」と称賛し、無失点での開幕2連勝を喜びました。試合は苦しい場面も多かったものの、序盤の苦境を救い、PK戦でも立ちはだかった背番号1の存在が際立つ結果となりました。名古屋グランパスは新たなシーズンに向けて、守護神の活躍を糧にさらなる飛躍を目指します。