ミラノ・コルティナ五輪 男子団体追い抜きで日本が準決勝進出を逃す
2026年ミラノ・コルティナオリンピックは2月15日、スピードスケートの男子団体追い抜きが行われ、日本チームは1回戦で全体8位となり、準決勝への進出を逃しました。日本は佐々木翔夢(明治大学)、山田和哉(ウェルネット)、蟻戸一永(同)の3人で臨みましたが、世界の強豪に阻まれる結果となりました。
序盤は好調も後半に失速、隊列の乱れが響く
男子団体追い抜きの日本チームは、佐々木選手が先頭、山田選手、蟻戸選手の順で隊列を組みました。レース序盤はスピードに乗り、好調なスタートを切りました。しかし、中盤以降、最後尾を滑走する蟻戸選手がバランスを崩し、隊列から離れる場面が発生。この影響で、後半は粘り切れず、ラップタイムが徐々に低下していきました。
佐々木選手はレース後、「実力不足かな。練習ほどスピードに乗れなくて、ラップが落ちるのも早かった」と率直な感想を語り、悔しさをにじませました。チーム全体として、高いレベルでの安定した滑りが課題として浮き彫りとなりました。
団体追い抜き正式種目化から6大会目、男子のメダル獲得はならず
スピードスケートの団体追い抜きがオリンピック正式種目となってから、今回で6大会目を迎えます。日本は女子チームが過去にメダルを獲得するなど活躍を見せてきましたが、男子チームは未だにメダルなしの状況が続いています。今大会も、世界のトップクラスとの実力差を痛感する結果となりました。
日本チームは1回戦の8位という成績により、準決勝には進めず、7位と8位を争う決定戦に回ることになりました。今後は、この決定戦でベストを尽くすことが期待されます。冬季オリンピックにおける日本のスピードスケート界は、男子部門の強化が今後の重要なテーマとなるでしょう。