ミラノ・コルティナ五輪、開幕まで1年 準備進む会場建設と課題
ミラノ・コルティナ五輪、開幕まで1年 準備進む会場建設と課題

2026年にイタリアで開催されるミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックは、開幕まであと1年となった。大会組織委員会は29日、各競技会場の建設状況や準備の進捗を発表し、多くの会場で工事が順調に進んでいることを明らかにした。

会場建設の現状

メインスタジアムとなるミラノのサンシーロ競技場では、開会式・閉会式の準備が進められている。一方、コルティナ・ダンペッツォではアルペンスキー会場の改修が完了し、テストイベントが実施された。ボブスレー・リュージュ会場は新設工事が遅れており、代替地の検討も行われている。

交通インフラの課題

大会期間中のアクセス向上のため、ミラノとコルティナを結ぶ高速鉄道の整備が急ピッチで進められている。しかし、一部区間で工事の遅れが指摘されており、観客輸送に影響が出る可能性がある。組織委員会はシャトルバスの増便など代替手段を準備している。

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予算と環境対策

総事業費は約80億ユーロと見込まれ、当初計画から20%増加している。組織委員会はスポンサー収入やチケット販売で賄う方針だが、一部では地元自治体の負担増が懸念されている。また、環境負荷低減のため、会場のエネルギー効率向上や廃棄物削減策が進められている。

  • 選手村:ミラノとコルティナに建設され、約5,000人の選手と関係者を受け入れる予定。完成は2025年末を予定。
  • テストイベント:2025年から各種競技のテストイベントが行われ、運営の最終確認が行われる。
  • チケット販売:2025年夏から一般販売が開始される見込みで、価格帯は30〜1,500ユーロ。

大会は2026年2月6日から22日まで開催され、約2,900人の選手が参加予定。パラリンピックは同年3月6日から15日まで行われる。組織委員会は「持続可能で革新的な大会を目指す」とコメントしている。

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